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Mascomが5Gを商用化、ボツワナ初の5Gに



ボツワナの移動体通信事業者(MNO)であるMascom Wirelessは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

2022年2月23日より5Gの提供を開始している。

まずはボツワナの首都・ハボロネ市とその近郊の一部が5Gの提供エリアとなる。

詳細な5Gの提供エリアも案内しており、ハボロネ市のブロック10、メインモール、ファイナンスパーク、ハボロネ市近郊のパカレーンの4か所となっている。

2022年12月末までにはボツワナの111か所で5Gの基地局を開設する予定である。

ただ、5Gの基地局を開設する地域など詳細な計画は公表していない。

5Gの無線方式はNR方式を採用している。

周波数はサブ6GHz帯のTDDの周波数を使用する。

下りの通信速度は実測で800Mbps以上に達するという。

Mascom Wirelessは南アフリカのMTN Groupの関連会社である。

MTN Groupは複数の完全子会社を通じてMascom Wirelessの株式の53.1%と過半を保有する筆頭株主であるが、Mascom Wirelessを連結子会社ではない合弁事業として分類しており、事実上の関連会社に相当する。

なお、複数の完全子会社は南アフリカのMobile Telephone Networks Holdings、南アフリカのMTN International、モーリシャスのMTN International (Mauritius)となる。

持分比率に関係なくMTN Groupを含めた2者以上の当事者が共同で支配権を共有することで合意した場合は合弁事業として分類している。

合弁事業では関連する事業に係る意思決定に支配権を共有する当事者で全会一致の同意が必要となるため、MTN Groupは単独で経営権を保有しない。

Mascom Wirelessは合弁事業として分類する条件に該当するため、MTN Groupの連結子会社としては扱わない。

これまでに、ボツワナの移動体通信事業者は5Gを導入していない。

そのため、ボツワナでは最初に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。

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