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Crnogorski Telekomが5Gを商用化、モンテネグロ初の5Gに



モンテネグロの移動体通信事業者(MNO)であるCrnogorski Telekomは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

2022年3月7日より5Gの提供を開始している。

まずはモンテネグロの首都・ポドゴリツァ市の4か所が5Gの提供エリアとなる。

2022年5月まではポドゴリツァ市で5Gの提供エリアを拡大し、2022年の初夏には海岸の主要な場所にも5Gの提供エリアを拡大する計画である。

海岸の主要な場所は詳細な都市名を案内していないが、観光地を中心に5Gを整備する計画で、多くの観光客に5Gを提供すると表明している。

5Gに対応した携帯端末を所有する場合は回線の契約種別に関係なく5Gを利用できる。

まずは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製および中国のXiaomi Communications (小米通訊技術)製のスマートフォンが5Gに対応する。

5Gの無線方式はNR方式を採用している。

周波数はサブ6GHz帯の2.1GHz帯で、NR BandはFR1のn1である。

既存の周波数である2.1GHz帯でLTE方式と動的に周波数を共有するダイナミックスペクトラムシェアリング(DSS)を実装してNR方式も導入した。

5Gでも通信速度は4Gと同等にとどまるが、5G向け周波数で広い帯域幅を確保できる見通しの3.5GHz帯を取得後に5Gを高速化する。

通信速度はスウェーデンのEricssonの関連会社でクロアチアのEricsson Nikola Teslaを採用している。

なお、Crnogorski TelekomはドイツのDeutsche Telekomの子会社でクロアチアの移動体通信事業者であるHrvatski Telekomの子会社で、Deutsche Telekomにとっては関連会社となる。

これまでに、モンテネグロでは5Gを導入していないため、モンテネグロでは最初に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。

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