KDDIと沖縄セルラー電話、auの3G携帯電話サービスを終了
- 2022年04月01日
- KDDI-総合
KDDIおよび同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)はauで第3世代移動通信システム(3G)の携帯電話サービスを終了した。
これまで、KDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneはauでCDMA2000方式に準拠した3Gの携帯電話サービスとしてCDMA 1X WINを提供してきた。
2022年3月31日をもってCDMA 1X WINの提供しており、CDMA2000方式の携帯通信網は順次停波することになる。
そのため、2022年4月1日以降はauのCDMA 1X WINの契約では携帯電話サービスを利用できない。
また、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を利用できる契約でもCDMA2000方式の停波に伴う影響を受ける場合がある。
auおよびUQ mobileでLTE方式を利用できる契約でもLTE方式で音声通話を提供するVoLTE (Voice over LTE)に対応していない場合は音声通話でCDMA2000方式を利用するため、2022年4月1日以降は携帯電話サービスの利用が不可となる。
auではLTE方式に対応する場合でもVoLTEに非対応の機種(以下、VoLTE非対応機種)、UQ mobileではVoLTE非対応SIMカードの場合に2022年4月1日以降は携帯電話サービスを利用できない。
CDMA 1X WIN、VoLTE非対応機種、VoLTE非対応SIMカードを契約かつ2022年3月31日までに機種変更を行わなかった場合は2022年4月1日付けで自動解約または自動休止に移行している。
CDMA 1X WINおよびVoLTE非対応SIMカードでは自動解約の扱いで、2022年6月30日までは電話番号と電子メールアドレスを無料で保管するため、CDMA 1X WINではauの料金プラン、VoLTE非対応SIMカードではVoLTE対応SIMカードを保管した電話番号などで新規契約できる。
VoLTE非対応機種は自動休止に移行しており、自動休止の場合は2022年6月30日をもって自動解約となる予定で、2022年6月30日までは再利用もしくは解約の手続きを受け付ける。
CDMA 1X WINは2003年11月28日に商用化した。
2022年3月31日をもって約18年4か月の歴史に幕を下ろしたことになる。
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