トーンモバイル向け5GスマホTONE e22が技適通過、n79も対応
- 2022年04月08日
- MVNO
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。
CPSpeed製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「TONE_e22」が2022年2月14日付けでオランダのTELEFICATIONを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号は201-220035である。
モバイルネットワークはNR (FR1, TDD) n77/n78/n79, LTE (FDD) B1/B3/B8/ B18/B19, LTE (TDD) B41, W-CDMA I/VI/VIII/XIXで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過した。
すでにBluetooth SIGおよびWi-Fi Allianceの認証も通過しており、Bluetooth 5.2および無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)に対応することが確定している。
TONE_e22は未発表端末の型番である。
型番規則からDREAM TRAIN INTERNETがTONE MOBILEで展開するオリジナルのスマートフォンと考えられる。
機器名称はTONE_e22として工事設計認証を取得したが、最終的な製品名はTONE e22として発表すると思われる。
工事設計認証では第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定された無線方式であるNR方式でも認証を受けたため、日本国内で5Gを利用できることが分かる。
これまでに、TONE MOBILEでは複数のオリジナルのスマートフォンを販売してきたが、TONE e22は初めて5Gに対応することになる。
なお、TONE MOBILEはNTT DOCOMOの回線を使用した仮想移動体通信事業者(MVNO)として展開する携帯通信サービスである。
NTT DOCOMOはn79を中心として5Gの整備を進めているため、TONE e22はn79も対応したと考えられる。
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