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タイのdtacが2022年Q1の業績を発表



タイのTotal Access Communicationは2022年第1四半期の業績を発表した。

2022年3月31日に終了した3か月間となる2022年第1四半期の連結売上高は前年同期比1.9%減の201億3,100万タイバーツ(約752億1,374万円)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前年同期比11.6%減の7億2,600万タイバーツ(約27億1,249万円)となった。

前年同期比で減収減益を記録しており、主に携帯端末の販売の減少などが影響を与えたという。

Total Access Communicationはタイにおける携帯通信事業を主力事業とする。

連結子会社でタイの移動体通信事業者(MNO)であるdtac TriNetが免許人かつ事業会社として機能している。

dtac TriNetに対するTotal Access Communicationの持分比率は99.99%となっている。

なお、Total Access Communicationは同業でタイのTrueと合併することで合意した。

規制当局による承認や各種手続きが計画通りに完了した場合は2022年9月後半から2022年10月前半に合併を完了し、合併の効力発生に伴いTotal Access Communicationの法人格は消滅する。

業績の発表に伴い2022年3月31日時点の事業データも公表している。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比4.1%増の1,986万5,000件となった。

加入件数のうちポストペイド回線は前年同期比0.8%増の619万8,000件で31.2%を占めており、プリペイド回線は前年同期比5.7%増の1,366万8,000件で68.8%を占めた。

タイバーツ(THB)ベースの2022年第1四半期のARPUはポストペイド回線が前年同期比3.0%減の497タイバーツ(約1,856円)、プリペイド回線が前年同期比10.2%減の117タイバーツ(約437円)、合計が前年同期比6.8%減の236タイバーツ(約882円)である。

2022年第1四半期のMOUは前年同期比11.8%減の97分で、音声通話は需要の低下が続いている。

dtac TriNetは第5世代移動通信システム(5G)の整備を進めており、2022年3月31日までに34都県の2,800か所で5Gを導入した。

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