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KDDIと沖縄セルラー電話、n41導入に伴うWiMAX 2+の速度変更を再案内



KDDIと同社の連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)はWiMAX 2+の通信速度の変更に関して改めて案内を掲載した。

WiMAX 2+はKDDIの連結子会社であるUQ Communicationsが整備しており、UQ Communicationsが広帯域移動無線アクセス(BWA)向けに割当を受けた2.5GHz帯の周波数を使用している。

UQ Communicationsが展開するUQ WiMAXに加えて、KDDIとOkinawa Cellular Telephoneが展開するau、UQ mobile、povoの携帯通信サービスでもWiMAX 2+を利用できる。

WiMAX 2+は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と高い互換性を確保したWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式(WiMAX R2.1 AE方式)に準拠しており、事実上のLTE方式であるが、2.5GHz帯では第5世代移動通信システム(5G)のNR方式も導入する計画である。

2022年9月1日以降に東名阪の主要都市の一部から5Gを順次導入する予定で、NR BandはFR1のn41となる。

WiMAX 2+の周波数の一部を5Gに転用するため、5Gを導入する地域ではWiMAX 2+の通信速度が下り最大440Mbpsから下り最大220Mbpsに低下する。

そのため、WiMAX 2+に対応した4Gルーターを利用する加入者に対しては、5G対応ルーターへの移行を検討するよう求めている。

4Gルーターから5G対応ルーターには契約移行手数料が無料で移行できる。

UQ CommunicationsはBWA向け周波数として2595~2645MHzの50MHz幅を保有するが、LTE方式では1搬送波あたりの帯域幅が最大20MHz幅までとなるため、2595~2605MHzの10MHz幅、2605~2625MHzの20MHz幅、2625~2645MHzの20MHz幅の3搬送波でWiMAX 2+を運用している。

NR方式のFR1では1搬送波あたりの帯域幅が最大100MHz幅となるため、まずは2595~2625MHzの30MHz幅の1搬送波でNR方式を運用する。

WiMAX 2+の通信速度は20MHz幅の2搬送波を使用した場合に下り最大440Mbpsとなるが、5Gの導入後は20MHz幅の1搬送波がWiMAX 2+に残るため、下り最大220Mbpsとなる。

KDDIとOkinawa Cellular Telephoneは2021年3月31日付けのニュースリリースを通じてUQ Communicationsにおける5Gの導入に伴い2022年秋からWiMAX 2+の通信速度が低下すると案内していたため、詳細な日程を追加して再案内したことになる。

KDDI

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