HTCがフラッグシップスマホの発売を延期、2022年Q3に発売か
- 2022年05月27日
- Android関連
台湾のHTC (宏達国際電子)はフラッグシップとして展開するスマートフォンの新機種の発売を延期したことが分かった。
HTCはスペインのカタルーニャ州の州都・バルセロナでMWC Barcelona 2022に合わせて開催したイベントで2022年4月にスマートフォンの新機種を発表する計画を報道関係者に共有していた。
スマートフォンの新機種に関して詳細は言及していないが、HTCが提案するVIVE VRの技術を中心としたメタバース・エコシステムの構想であるVIVERSEと連携したフラッグシップのスマートフォンになるという。
報道関係者には2022年4月にスマートフォンの新機種を発表する計画と説明していたが、HTCが2022年4月にスマートフォンの新機種を発表することはなかった。
ただ、HTCが台湾向けに運用するFacebookページでは顧客の質問に返答する形式でスマートフォンの新機種に言及しており、当初は2022年第2四半期に発売することを予定していたスマートフォンの新機種は世界的なサプライチェーンの問題により発売が遅れると明確化した。
事実上、公式に発売の延期を認めたことになる。
延期後の発売時期には言及していないが、少なくとも2022年第2四半期、すなわち2022年4月から2022年6月に発売することはなく、2022年第3四半期以降に発売するために準備を進めていると思われる。
これまでに、HTC製の未発表のスマートフォンとしては2QBK200が日本の電気通信事業法に基づく設計認証および電波法に基づく工事設計認証を取得したが、2QBK200とHTCが言及したスマートフォンが同一の製品であるかどうかは確認できていない。
2QBK200に付与された電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号はADFから始まるため、第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式で高音質な音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)に対応することは確定しているが、その他の仕様で確定した事項はない。
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