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米Sprint、CDMA2000の停波を完了



米国(アメリカ)の移動体通信事業者(MNO)であるSprintは第3世代移動通信システム(3G)の停波を完了したことが分かった。

Sprintは3GとしてCDMA2000方式を導入および運用してきたが、2022年5月31日までにCDMA2000方式の停波を完了した。

CDMA2000方式の停波をもって3Gの携帯電話サービスの提供を終了することになった。

当初、Sprintは2022年1月1日にCDMA2000方式を停波する計画を案内していた。

しかし、2022年1月1日から2022年3月31日に変更し、さらに2022年5月31日に変更したため、2度にわたりCDMA2000方式の停波を延期したことになる。

2022年4月1日から段階的にCDMA2000方式の停波を進め、最終的に当初の計画から5か月も遅れて2022年5月31日までにCDMA2000方式の停波を完了した。

Sprintは2022年6月30日に第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を停波することも決定している。

LTE方式の停波をもってSprintは4Gの携帯電話サービスの提供を終了するとともに、移動体通信事業者としての事業を終了する予定である。

なお、Sprintは2020年4月1日付けで米国のT-Mobile USと経営統合を完了した。

2020年4月1日以降はT-Mobile USの完全子会社で米国の移動体通信事業者であるT-Mobile USAの完全子会社として存在する。

T-Mobile USは米国で2社の移動体通信事業者を所有するが、Sprintの事業を終了してT-Mobile USAの事業に集中する計画である。

そのため、Sprintは2020年8月1日をもって新規加入の受け付けとSprintの商標の使用を終了した。

すでにT-Mobile USAは携帯通信網の整備でSprintの周波数も活用している。

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