NECプラットフォームズ製の5GルータKMP8S3AB1-1AがFCC通過
- 2022年07月21日
- その他モバイル端末
NEC Platforms製のNR/LTE/W-CDMA端末「KMP8S3AB1-1A」が2022年7月20日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDは2AA5WKMP8S3ABである。
携帯通信網はLTE (FDD) B2/B4/B5/B12/B17/B26, LTE (TDD) B41, W-CDMA II/IV/Vで認証を受けている。
無線LANにも対応しており、周波数は2.4GHz帯で通過している。
KMP8S3AB1-1Aは未発表端末の型番である。
FCCが公開した資料にはFCC IDが同一の派生型番としてKMP8S3AA1-1Aが存在することが記載されている。
そのため、共通のハードウェアで複数の製品を準備していると推測できる。
また、製品種別はモバイルルータと記載しているため、モバイル無線LANルータとなることが分かる。
通信方式はNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n41/n77/n78/n79, LTE (FDD) B1/B2/B3/B4/B5/ B8/B11/B12/B17/B18/ B19/B21/B26/B28, LTE (TDD) B38/B41/B42, W-CDMA I/II/IV/V/VIIIに対応する。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応しており、日本で利用時に5Gが有効となる。
ラベルには技適マークとして知られる特定無線設備の技術基準適合証明等のマークを表示しているため、日本で販売することは決定的となっている。
電波法に基づく工事設計認証の工事設計認証番号は003-220064で、電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号はD220045003である。
FCCの通過に伴い判明した情報から日本で発売する予定の5Gに対応したモバイル無線LANルータと考えられる。
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