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シンガポールのSingtelが2022年度Q1の業績を発表



シンガポールのSingapore Telecommunications (Singtel)は2022年度第1四半期の業績を発表した。

2022年6月30日に終了した3か月間となる2022年度第1四半期の連結売上高は前年同期比5.6%増の35億8,400万シンガポールドル(約3,532億678万円)、当期純利益は前年同期比41.3%増の6億2,800万シンガポールドル(約681億9,218万円)となった。

業績の発表に伴い事業別の業績も発表している。

連結子会社が展開する携帯通信事業の売上高はシンガポールの携帯通信事業が前年同期比6.5%増の4億3,000万シンガポールドル(約423億7,628万円)、豪州(オーストラリア)の携帯通信事業が前年同期比1.4%減の12億4,800万豪州ドル(約1,182億1,858万円)である。

2022年度第1四半期は1豪州ドルを0.985シンガポールドルで計算しているため、シンガポールドルでは豪州の携帯通信事業は12億2,900万シンガポールドルに相当する。

全体のうちシンガポールの携帯通信事業は12.0%、豪州の携帯通信事業は34.3%を占める。

シンガポールおよび豪州の携帯通信事業は完全子会社を通じて移動体通信事業者(MNO)として展開しており、シンガポールではSingtel Mobile Singapore、豪州ではOptus Mobileが事業会社で免許人となる。

なお、Optus Mobileは豪州のSingtel Optusを通じて完全所有している。

2022年6月30日時点の事業データを公表しており、携帯通信サービスの加入件数が判明した。

シンガポールのポストペイド回線は前年同期比2.3%増の285万6,000件、プリペイド回線は前年同期比3.7%減の130万1,000件、合計は前年同期比0.4%増の415万7,000件となった。

豪州の音声通話に対応したポストペイド回線は前年同期比2.7%増の596万9,000件、音声通話に対応したプリペイド回線は前年同期比6.3%増の316万件、データ通信専用回線は前年同期比3.4%増の103万8,000件、合計は前年同期比3.8%増の1,016万6,000件である。

平均月間データ通信量はシンガポールが前年同期比18.5%増の9GB、豪州が前年同期比8.0%増の13GBとなっている。

Singapore Telecommunicationsは関連会社を通じてアジア、アフリカ、欧州(ヨーロッパ)でも広範に携帯通信事業を展開している。

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