Leitz Phone 2 (LP-02)を準備中、Qi認証を通過

SHARP製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「LP-02」が2022年9月30日付けで米国(アメリカ)のWireless Power Consortiumの認証を通過した。

Wireless Power ConsortiumはQi規格に準拠した無線充電の策定および普及を推進する標準化団体である。

LP-02はQi規格に準拠した無線充電に対応するため、Wireless Power Consortiumの認証を取得することになった。

LP-02は未発表端末の型番となる。

Wireless Power Consortiumの認証では製品名の項目にLeitz Phone 2と記載しているため、LP-02の製品名はLeitz Phone 2であることが分かる。

これまでに、LP-02は米国の政府機関である連邦通信委員会(Federal Communications Commission：FCC)の認証を取得したことも判明している。

LP-02と同一の型番規則を適用した型番としてはLeitz Phone 1のLP-01が存在するため、LP-02はLeitz Phone 1の後継機種でLeitz Phone 2の型番に該当すると推測していた。

Wireless Power Consortiumの認証では製品名を掲載しているため、実際にLP-02がLeitz Phone 2の型番に該当することが認証機関で確認できた。

なお、Wireless Power Consortiumの認証では申請者を記載していないが、連邦通信委員会の認証ではSHARPが申請者であるため、Leitz Phone 1と同様にSHARPが製造を担当する。

連邦通信委員会の認証ではFCC IDがAPYHRO00314の端末をベースとすることも判明している。

APYHRO00314はNTT DOCOMO向けのAQUOS R7 SH-52CのFCC IDであるため、ハードウェアはAQUOS R7 SH-52Cをベースに開発を進めていると考えられる。

基本的なハードウェアの仕様はAQUOS R7 SH-52Cと近い仕様となる見通しである。

各種認証を通過した時期を考慮すると、Leitz Phone 2は2022年の秋から冬に発売すると思われる。

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