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マカオの中國電信(澳門)が3.5GHz帯で5Gを導入へ



中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina Telecom (中国電信)の子会社でマカオ特別行政区の移動体通信事業者であるChina Telecom (Macau) (中國電信(澳門))は3.5GHz帯の周波数で第5世代移動通信システム(5G)を導入することが分かった。

China Telecom (Macau)は第197号行政長官指示に基づき5Gの免許を取得した。

5Gの免許は2022年11月8日に効力が発生しており、有効期間は8年間である。

第197号行政長官指示の付録ではChina Telecom (Macau)がマカオ特別行政区政府に提出した5Gの整備計画を公表している。

2027年12月末までの5Gに関する設備投資は総額で4億6,941万マカオパタカ(約85億3,236万円)となっている。

5Gの無線方式はNR方式を導入する。

NR方式の無線アクセスネットワーク(RAN)構成はスタンドアローン(SA)構成およびノンスタンドアローン(NSA)構成のデュアルモードとなる。

周波数はサブ6GHz帯(Sub6)のTDDの3.5GHz帯で、帯域幅は100MHz幅を使用することが決定している。

NR BandはFR1のn77もしくはn78を導入できるが、世界的に主流でChina Telecomも導入したn78を採用する見込みである。

5Gの通信速度は下り最大1.34Gbps/上り最大140Mbpsとなる。

表記の通信速度は理論値であることに留意しておきたい。

屋外の基地局数は2023年12月末までに198局、2024年12月末までに223局、2025年12月末までに248局、2026年12月末までに268局、2027年12月末までに288局、屋内の基地局数は2023年12月末までに43局、2024年12月末までに84局、2025年12月末までに156局、2026年12月末までに162局、2027年12月末までに167局を開設する。

屋外の面積カバー率は2023年12月末までに93.0%、2024年12月末までに98.0%、2025年12月末までに99.0%、2026年12月末までに99.2%、2027年12月末までに99.5%を達成する計画である。

5Gの免許の要件に基づき2022年11月8日から12か月以内に5Gを商用化する必要がある。

China Telecom (Macau)は5Gを商用化する詳細な日程を発表していない。

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