カタール国有の携帯電話事業者Ooredoo、W杯に向けHayya SIMを無料で提供
- 2022年11月16日
- 海外携帯電話
カタールの移動体通信事業者(MNO)であるOoredooはFIFAワールドカップ・カタール大会2022に合わせてOoredoo Hayya SIMの提供を開始した。
Ooredoo Hayya SIMは2022年11月1日から2022年12月18日までにカタールを訪問するHayya Card (ハヤカード)の所持者に対して無料で提供している。
2022MBの国内データ通信、2022件の国内SMS、2022分の国内音声通話を利用できる。
有効期間は3日間であるため、有効期間が満了後も利用の継続を希望する場合はリチャージしたうえで適切なプランを購入する必要がある。
1のHayya IDにつき1枚のOoredoo Hayya SIMを無料で配布するため、入手時にはHayya IDの提示が必要となる。
カタール国内のOoredooショップ、Ooredoo認定代理店、空港、ホテルなどで配布している。
オンラインで事前申請も受け付けており、Hayya IDを入力、顔写真を提出、SIMの種類を選択して申し込みを行える。
SIMの種類はeSIMおよび物理的なSIMカードを用意する。
eSIMの場合は電子メールで必要な情報を送信することになる。
物理的なSIMカードの場合はカタール国内の任意の場所に無料で配送できるほか、指定の場所で受け取ることもできる。
なお、Hayya Cardは2022年11月1日から2022年12月23日までの期間にカタールへ入国時に渡航許可書および数次査証、公共交通機関の利用券、試合会場入場時のファンIDとして使用するカードの名称である。
カタール在住者を除いてHayya Cardを所持していない場合は2022年11月1日から2022年12月23日までは原則としてカタールに入国できない。
Ooredooはカタール政府の関連事業体が株式の68%と過半を保有するカタール国有の移動体通信事業者で、本社はカタールの首都・ドーハ市に所在する。
国際サッカー連盟(Federation Internationale de Football Association:FIFA)と地域サポーターの契約を締結しており、カタールで2022年11月20日から2022年12月18日まで開催するFIFAワールドカップ・カタール大会2022の公式中東およびアフリカ電気通信事業者を務める。
FIFAワールドカップ・カタール大会2022は初めて中東で開催するFIFAワールドカップとなる。
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