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楽天モバイルの東名阪以外バンド、北海道や新潟県などで新たに基地局免許取得



Rakuten Mobile (楽天モバイル)は東名阪以外バンドの1.7GHz帯を使用した基地局の無線局免許を北海道や新潟県などで新たに取得したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページを参照すると、Rakuten Mobileは2022年11月29日以降に東名阪以外バンドの基地局の無線局免許を取得していることを確認できる。

これまでに、2022年11月29日から2022年12月2日までに9局を取得したことが判明しているが、新たに2022年12月13日から2022年12月19日までに37局を取得した。

2022年12月13日には新潟県新潟市北区で7局、長岡市で1局、柏崎市で2局、新発田市で2局、長野県松本市で4局、2022年12月19日には北海道函館市で6局、小樽市で7局、旭川市で6局、苫小牧市で2局を取得しており、北海道と新潟県が多い状況となっている。

いずれも個別免許で、帯域幅は20MHz幅で運用できる。

Rakuten Mobileは第5世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定に伴い東名阪以外バンドの1.7GHz帯の割当を受けた。

東名阪以外バンドは平成17年総務省告示第883号で規定する東名阪区域を除いた日本全国となる東名阪以外区域で使用できる周波数である。

基本的に総務省の近畿総合通信局、東海総合通信局、関東総合通信局の管区内が東名阪区域となるが、近畿総合通信局および東海総合通信局の管区内でも一部の自治体は東名阪以外区域となる。

第5世代移動通信システム(5G)の普及のために割当した周波数であるため、無線方式は5GのNR方式を導入できるが、当面は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式の導入を認めている。

Rakuten Mobileは最初にLTE方式を導入する計画で、2023年3月頃に商用化する。

LTE BandはBand 3で確定しており、すでにRakuten Mobileが全国バンドの1.7GHz帯を使用して日本全国で運用するLTE方式と同一である。

Rakuten MobileのLTE方式に準拠した4Gサービスは通信速度の理論値が下り最大400Mbpsであるが、技術的には全国バンドと東名阪以外バンドを使用したCA_3A-3Aの組み合わせでキャリアアグリゲーション(CA)を適用して高速化できる。

CAを導入する場合の通信速度は下り最大800Mbpsとなる。

総務省

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