日本向け京セラ製スマホEB1155がFCC通過
- 2023年01月08日
- Android関連
KYOCERA (京セラ)製のスマートフォン「EB1155」が2023年1月6日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。
FCC IDはJOYEB1155である。
携帯通信網はLTE (FDD) B2/B4/B5/B12, W-CDMA II/IV/V, GSM 850/1900で認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応しており、2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。
EB1155は未発表端末のメーカー型番である。
FCCではEB1155に関する情報の一部を公開しており、本体サイズ(長さ×幅×厚さ)は約161.0×70.0×8.9mmとなる。
KYOCERAがNTT DOCOMOに納入したあんしんスマホ KY-51Bの約161.0×71.0×8.9mmと近い本体サイズとなっている。
あんしんスマホ KY-51Bはアスペクト比が20:9のディスプレイの下にキーを配置しているため、一般的なスマートフォンよりも縦に長い本体となるが、EB1155も同様の本体となる模様である。
米国では展開および販売を行わず、日本の消費者向けに日本語で取扱説明書を作成したと明記している。
ラベルには日本の認証である特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(技適マーク)も確認できるため、日本向けのスマートフォンと判断できる。
電波法に基づく工事設計認証の工事設計認証番号は011-220067、電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号はADF22-0196001となっている。
米国の政府機関であるFCCでは原則として米国で利用できる周波数に限定して認証を実施することに留意しておきたい。
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