米Orbicが日本法人を設立、製品の技適も取得
- 2023年01月09日
- Android関連
米国(アメリカ)のReliance Communicationsは日本法人を設立したことが分かった。
Reliance Communicationsは米国の会社で、本社は米国のニューヨーク州に所在する。
同社が保有するOrbicの商標を使用してスマートフォンをはじめとする携帯端末などを展開している。
国税庁(National Tax Agency:NTA)が運営する法人番号公表サイトを参照すると、Reliance Communicationsの日本法人と思われるOrbic Japanを設立したことを確認できる。
正式な商号はOrbic Japan合同会社である。
フリガナはオルビックジャパンとなっている。
Orbic Japanは2022年3月10日に法人番号の指定を受けた。
設立の当初より登記上の本店の所在地は東京都新宿区西新宿であるが、2022年11月16日には登記上の本店の所在地を移転している。
また、総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページで技術基準適合証明などを取得した機器の情報を確認すると、Reliance Communicationsの製品が相互承認(MRA)による工事設計認証を取得したことが分かる。
まずはワイヤレスイヤホンのOrbic Buds T5 (KH78T)が2022年12月1日付けで米国のMiCOM Labsを通じて相互承認による工事設計認証を取得した。
工事設計認証では関係会社で米国のOrbic North Americaが認証取扱業者となっている。
Reliance Communicationsは米国で携帯端末などを展開してきたが、豪州(オーストラリア)に参入して国際展開を開始している。
一部の製品で日本の認証である工事設計認証を取得したため、日本でも製品の展開を検討していると思われる。
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