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サムスン電子、2022年通期の業績を発表



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)は2022年通期の業績を発表した。

2022年12月31日に終了した12か月間となる2022年通期の連結売上高は前年同期比8.1%増の302兆2,300億韓国ウォン(約32兆15億円)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は前年同期比39.5%増の54兆7,300億韓国ウォン(約5兆7,945億円)となった。

業績の発表に伴い部門および事業部ごとの業績も公表している。

Device eXperience (DX)部門の売上高は前年同期比9.8%増の182兆4,900億韓国ウォン(約19兆3,197億円)である。

このうち、モバイル・エクスペリエンス事業部およびネットワーク事業部の合計が前年同期比10.6%増の120兆8,100億韓国ウォン(約12兆7,904億円)、モバイル・エクスペリエンス事業部が前年同期比10.3%増の115兆4,300億韓国ウォン(約12兆2,208億円)となった。

Samsung Electronicsは2022年の初めから部門の再編を行い、IT&Mobile Communications (IM)部門とConsumer Electronics (CE)部門を統合してDX部門を新設した。

IM部門には無線事業部およびネットワーク事業部が含まれていた。

無線事業部は名称をモバイル・エクスペリエンス事業部に変更したが、事業範囲に変更はない。

スマートフォンをはじめとする携帯電話を中心に携帯端末事業を事業範囲とする。

ネットワーク事業部は名称や事業範囲に変更なく、基地局を構成する無線装置など通信事業者向け通信設備に関する事業を行う。

モバイル・エクスペリエンス事業部とネットワーク事業部の合計がIM部門に相当するため、Samsung Electronicsの業績の発表ではモバイル・エクスペリエンス事業部とネットワーク事業部の合計も公表している。

基本的に端末がモバイル・エクスペリエンス事業部、基地局がネットワーク事業部の管轄となる。

2022年12月31日に終了した3か月間となる2022年第4四半期の実績も案内しており、モバイル・エクスペリエンス事業部ではスマートフォンの販売が減少したほか、中低価格帯のスマートフォンの需要が低下した。

ネットワーク事業部では韓国で第5世代移動通信システム(5G)の拡大および北米(北アメリカ)を中心とする国際事業の拡大が貢献して堅調に成長した。

2023年3月31日に終了する3か月間となる2023年第1四半期の展望も案内しており、モバイル・エクスペリエンス事業部ではGalaxy S23などフラッグシップのスマートフォンを発売する計画で、景気の低迷など困難な環境下でも実績を改善できるよう努めるという。

ネットワーク事業部は国際事業を拡大する計画である。

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