KDDIとソフトバンクがデュアルSIMサービスを提供へ、予備回線で他社網を利用可能に

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KDDIおよびSoftBank Corp.は緊急時に他社網の予備回線に切り替えて携帯通信サービスを利用できるデュアルSIMサービスの提供を開始すると発表した。

デュアルSIMサービスは2023年3月下旬以降から提供する予定である。

個人顧客と法人顧客を対象に提供する。

緊急時にSoftBank Corp.が提供するSoftBankもしくはKDDIが提供するauの予備回線に切り替えて携帯通信サービスの利用が可能となる。

そのため、通信障害などが発生時に携帯通信サービスを利用できなくなった場合の予備回線となる。

KDDIの加入者にはSoftBankの予備回線、SoftBank Corp.の加入者にはauの予備回線を提供することになる。

なお、KDDIの連結子会社であるOKINAWA CELLULAR TELEPHONE COMPANY (沖縄セルラー電話)もKDDIと同様にSoftBankの予備回線を提供する予定である。

詳細なデュアルSIMサービスの内容、料金、申し込みの方法は改めて発表するという。

KDDIおよびSoftBank Corp.は通信事業者として通信の安定的な提供に向けて全力で取り組むとともに、通信を利用できなくなった場合の早期復旧に向けた体制の構築にも取り組んでいる。

通信を利用できなくなった場合に復旧までの代替手段の確保も課題として認識しており、KDDIおよびSoftBank Corp.はデュアルSIMサービスを提供することになった。

KDDIおよびSoftBank Corp.は携帯通信網の整備でも協力している。

一部の地域では無線アクセスネットワーク(RAN)を共有していることが分かっている。

携帯通信網の整備のほかに、予備回線でも協力することになった。