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ASUS傘下Askey製の5G端末NDQ1300-SAが技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明や工事設計認証などを受けた機器の情報を更新した。

台湾のAskey Computer (亞旭電脳)製のNR端末「NDQ1300-SA」が2023年1月11日付けでCertificate Technical Support Center (認証技術支援センター)を通じて工事設計認証を取得したことが分かった。

携帯通信網はNR (FR1, TDD) n79で工事設計認証を受けている。

NDQ1300-SAはUSBモデム型のデータ通信専用端末である。

第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式で工事設計認証を受けているため、5Gに対応したUSBモデム型のデータ通信専用端末となることが分かる。

アンカーバンドとして動作する第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式では工事設計認証を受けていないため、ノンスタンドアローン(NSA)構成では利用できない。

機器名称からも容易に推測できるが、NR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成に対応することになる。

SA構成に対応する端末ではNSA構成にも対応するデュアルモード5Gとなる場合が多いが、NDQ1300-SAはSA構成に限り対応するシングルモード5Gとなる。

n79は4500~4900MHzの範囲で工事設計認証を受けている。

NTT DOCOMOが割当を受けた4500~4600MHzとローカル5Gの4600~4900MHzで動作することになる。

n79に限り対応することから、NTT DOCOMO向けではなく順当にローカル5G向けで開発を進めていると考えられる。

Askey Computerは台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)の完全子会社で、台湾の新北市に本社が所在する。

これまでに、ローカル5G向けに端末を供給した実績がある。

総務省

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