楽天モバイル傘下の楽天シンフォニー、マレーシアのAxiata Groupと協力

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Rakuten Mobile (楽天モバイル)の完全子会社であるRakuten Symphony (楽天シンフォニー)はマレーシアのAxiata GroupおよびAxiata GroupのB2B部門であるAxiata Enterpriseと協力すると発表した。

Rakuten Symphonyは企業顧客向けに展開するオープン無線アクセスネットワーク(オープンRAN)、自動化、クラウド製品の分野でAxiata GroupおよびAxiata Enterpriseと協力する。

Rakuten Mobileが日本で展開するオープンRANソリューションなどを供給する計画である。

Axiata GroupおよびAxiata EnterpriseはRakuten SymphonyからオープンRANソリューションの供給を受けることで、企業顧客に対してオープンRANを適用して構築した第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)を企業向けプライベートネットワークとして提供できるという。

東南アジアと南アジアの複数の国が協力の対象となる。

詳細な対象の国はAxiata Groupが事業拠点を有するマレーシア、カンボジア、インドネシア、バングラデシュ、ネパール、スリランカの6か国となっている。

いずれの国もAxiata Groupが連結子会社もしくは関連会社を通じて携帯通信分野に参入している。

マレーシアでは関連会社、カンボジア、インドネシア、バングラデシュ、ネパール、スリランカでは連結子会社が移動体通信事業者(MNO)として携帯通信事業を行う。

各国では移動体通信事業者各社が割当を受けた周波数を使用すると思われる。

なお、マレーシアではCelcom MobileおよびDigi Telecommunications、カンボジアではSmart Axiata、インドネシアではXL Axiata、バングラデシュではRobi Axiata、スリランカではDialog Axiataが携帯通信事業の事業会社となる。

Axiata GroupはRakuten Symphonyと協力することで、東南アジアおよび南アジアの企業顧客に最新のソリューションを開発および展開するという。