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未発表のソニー製ハイスペックスマホがFCC通過、NTTドコモ向けXperia 1 Vか



NTT DOCOMO向けと思われるSony Corporation製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「PY7-12907W」が2023年3月17日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を取得した。

FCC IDはPY7-12907Wである。

携帯通信網はNR (FR1, FDD) n5, NR (FR1, TDD) n41, LTE (FDD) B2/B5/B12/ B13/B17/B66, LTE (TDD) B41, W-CDMA V, GSM 850/1900で認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFC、無線給電の周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axを利用できる。

PY7-12907Wは未発表のスマートフォンのFCC IDである。

FCCの認証では型番を記載しておらず、機器名称は型番の代わりにFCC IDを使用する。

Sony Corporationのラインナップでは上位の製品で対応する無線LANのIEEE 802.11axや無線給電を利用できるため、ハイスペックなスマートフォンになると考えられる。

FCCの認証を取得した時期からXperia 1 IVの後継機種となる見込みで、製品名の規則に変更がない場合はXperia 1 Vとして発表すると思われる。

米国の政府機関であるFCCでは原則として米国で利用できる周波数に限り認証を行う。

Xperia 1 IVの型番としてはSO-51C、SOG06、A201SO、XQ-CT44、XQ-CT54、XQ-CT62、XQ-CT72が存在するが、米国で利用できる周波数を基準としてPY7-12907WではSO-51CおよびXQ-CT44以外の型番で対応した周波数の一部を利用できないため、順当にSO-51CもしくはXQ-CT44の後継型番となる。

SO-51CはNTT DOCOMO向け、XQ-CT44は日本の公開市場(オープンマーケット)向け型番であるが、日本の公開市場向け型番は基本的にFCCの認証を行わない。

そのため、SO-51Cの後継型番で、NTT DOCOMO向けのXperia 1 Vと特定できる。

NTT DOCOMOの製品として2023年夏に発売する計画と思われる。

FCC

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