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Wireless City Planningと地域BWAに対応したノキア製の5G基地局が技適通過



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。

フィンランドのNokia Solutions and Networksの日本法人であるNokia Solutions and Networks Japanは2023年3月10日付けでTELECOM ENGINEERING CENTER (TELEC)を通じて基地局「ASAZHL-60-B10」の電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。

特定無線設備の種別は証明規則第2条第53号に規定する特定無線設備と証明規則第2条第54号の5に規定する特定無線設備で、それぞれ次世代PHS用基地局等とNR-BWA用基地局に該当する。

簡潔には広帯域移動無線アクセス(BWA)向け周波数における第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応した基地局となる。

周波数と帯域幅は2545~2575MHzの範囲内で20MHz幅もしくは30MHz幅、2575~2595MHzの20MHz幅で動作する。

2545~2575MHzはSoftBank Corp.の連結子会社であるWireless City Planning (WCP)が割当を受けた全国BWAの周波数で、2575~2595MHzは地域BWAおよび自営BWAの周波数である。

そのため、Wireless City Planningの全国BWA、地域BWA、自営BWAの周波数で動作することが分かる。

Wireless City Planningの全国BWA、地域BWA、自営BWAでは無線方式として事実上のLTE方式を導入しているが、将来的にはNR方式を導入すると考えられる。

将来的にWireless City Planningの全国BWA、地域BWA、自営BWAの周波数で5Gを展開する場合にもASAZHL-60-B10を使用して整備することができる。

一部のWireless City Planningの基地局では同社の全国BWAとWireless City Planningのコアネットワークを利用する地域BWAのLTE方式を運用している。

5Gでも全国BWAと地域BWAで連携した展開方法を検討していると思われる。

総務省

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