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韓国のハイエンドスマートフォンの価格の下落傾向は今後も継続か



韓国ではハイエンドのスマートフォンが一時は90~100万ウォンに達する価格で販売されていたが、最近はハイエンドでも発売時から80万ウォン台に下がっている。

LG Electronicsが発表したばかりのLG G3は2Kディスプレイや3GB RAMを搭載し、韓国では最高クラスのスペックを誇る。

最高スペックであるが故に、90万ウォン以上は確実とする見方もあったが、ギリギリ90万ウォンを切る89万9800ウォンに決定した。

各社がハイエンドのスマートフォンを90万ウォン未満と値段を下げてきているのである。
この背景としては、価格競争と補助金が関連していると見られる。

Samsung ElectronicsはSamsung GALAXY S5を86万6800ウォンで発売し、Samsung GALAXY S4 LTE-Aより9万ウォン以上も下げた。

この後に韓国市場で発表されたPantech VEGA Iron 2やSony Xperia Z2については70万ウォン台後半まで下げられている。

LG G2の95万ウォンやSamsung GALAXY Note3の106万ウォンと90万ウォン超えが続々と出ていた2013年とは全く状況が異なっているのである。

Samsung GALAXY S5を86万6800ウォンと90万ウォン未満に設定したことで、各社が価格競争力を増すために値段を下げることになった。

業界をリードするSamsung Electronicsは価格設定でも影響力を発揮していることが分かる。

過剰な補助金の支給で移動体通信事業者の営業停止処分も実施されたが、過剰な補助金の原因として高価な端末を割り引くことが目的の一つともなっている。

そのため、政府関連機関などは端末価格を下げて補助金も少なくするよう誘導しており、今後も価格の下落傾向は続くと見られている。

・NAVER NEWS
http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=shm&sid1=105&oid=081&aid=0002427354

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