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ナイジェリアのAirtel Nigeriaが5Gを商用化



ナイジェリアの移動体通信事業者(MNO)であるAirtel Networksは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

2023年6月19日に5Gの提供を開始している。

携帯通信用途および固定通信用途で5Gを利用できる。

まずはナイジェリアの首都・アブジャ市、ラゴス市、ポートハーコート市が5Gの提供エリアとなっている。

5Gの提供エリアは順次拡大する予定である。

詳細な提供エリアの拡大の計画は公表していない。

5Gの加入の促進を目的として5Gに加入した場合は1回に限り10GBのデータ通信を付与する特典も用意されている。

5Gの無線方式としてはNR方式を採用した。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用している。

周波数はサブ6GHz帯(Sub6)の2.6GHz帯および3.5GHz帯である。

帯域幅は2.6GHz帯が10MHz幅*2で、3.5GHz帯が100MHz幅となっている。

NR Bandは2.6GHz帯がFR1のn7で、3.5GHz帯がFR1のn78となる。

まずは広い帯域幅を用いて高速通信を実現できるn78から優先的に整備を進めている。

Airtel Networksは英国(イギリス)のAirtel Africaの連結子会社である。

これまでに、ナイジェリアでは2社の移動体通信事業者が5Gを商用化している。

Airtel Networksはナイジェリアで3番目に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。

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