ウルグアイのAntelが5Gを商用化、ウルグアイ初の5Gに
- 2023年07月09日
- 海外携帯電話
ウルグアイの政府機関で同国の移動体通信事業者(MNO)である国家電気通信管理局(Administracion Nacional de Telecomunicaciones:Antel)は第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
2023年6月28日に商用で5Gの提供を開始している。
まずはウルグアイの首都・モンテビデオ市を含めた5都市で5Gを利用できる。
5都市の100か所で5Gの基地局を開設したという。
ほかの都市では2023年第3四半期以降に5Gのエリアを順次拡大する予定である。
5Gに対応した端末を利用する加入者は2023年6月28日から30日間に限り無料で5Gを利用できる。
ポストペイドプランおよびプリペイドプランが対象となっている。
5Gの無線方式としてはNR方式を採用した。
周波数はサブ6GHz帯(Sub6)の3.5GHz帯を使用している。
帯域幅はTDDで100MHz幅となっている。
NR BandはFR1のn78となる。
国家電気通信管理局は2019年4月9日にに中南米(ラテンアメリカ)では初めて商用環境で5Gの基地局を開設した。
当時、周波数はミリ波(mmWave)の28GHz帯を使用しており、2か所に5Gの基地局を開設したが、ウルグアイでは28GHz帯の5Gに対応した端末を正規に販売しておらず、一部の法人顧客が試験用で利用する状況となっていた。
5G向け周波数として3.5GHz帯の周波数の取得に伴い5Gを商用化することになった。
ウルグアイでは最初に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。
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