KDDI、四国でも2.3GHz帯の5G無線局免許を取得
- 2023年09月06日
- KDDI-総合
KDDIは四国地方でも2.3GHz帯の周波数で運用する第5世代移動通信システム(5G)の基地局の無線局免許を取得したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運営する電波利用ホームページで確認できる。
KDDIは2023年6月15日以降に2.3GHz帯で運用する基地局の無線局免許を順次取得している。
これまでに、2.3GHz帯で運用する基地局の無線局免許に関しては総務省の関東総合通信局、信越総合通信局、東海総合通信局、北陸総合通信局、近畿総合通信局、中国総合通信局、九州総合通信局、東北総合通信局、北海道総合通信局が管轄する区域で取得したことが分かっている。
新たに2023年8月15日付けで香川県坂出市および徳島県三好市でそれぞれ1局ずつ取得したことが判明した。
四国総合通信局が管轄する区域では初めて取得したことになる。
いずれも無線局の種別は基地局で、無線局の目的は電気通信業務用である。
中心周波数は2350MHzで、帯域幅は20MHz幅もしくは40MHz幅で運用できるため、確かに2.3GHz帯で運用する基地局の無線局免許であることが分かる。
KDDIは2.3GHz帯では無線方式として5GのNR方式を運用する。
NR BandはFR1のn40である。
そのため、2.3GHz帯で運用する基地局の無線局免許はn40の基地局の無線局免許となる。
KDDIは沖縄県を除く日本全域で免許人として携帯通信事業を行うため、総務省の総合通信局の区域を基準に同社が担当する全部の地方で少なくとも1局はn40の基地局の無線局免許を取得したことになる。
沖縄県ではKDDIの連結子会社であるOkinawa Cellular Telephone Company (沖縄セルラー電話)が携帯通信事業を行う。
スポンサーリンク