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台湾之星移動電信が威寶電信を100%子会社に



台湾の移動体通信事業者であるVibo Telecom (威寶電信)はTaiwan Star Cellular (台湾之星移動電信)を完全子会社化したことを発表した。

Taiwan Star Cellularは頂新国際集団の企業で、第4世代移動通信システム(4G)用の周波数を獲得して移動体通信事業に新規参入することを計画していた。

台湾之政府機関で電気通信分野の規制を司るNCCがTaiwan Star Cellularに対して4GのLTE方式を運用できるライセンスを交付したことに伴い、Taiwan Star CellularはVibo Telecomを完全子会社としている。

Taiwan Star Cellularは第3世代移動通信システム(3G)用の周波数を保有していないため、Vibo Telecomが運用する3GのW-CDMA方式のネットワークを利用する。

LTEサービスはTaiwan Star Cellularを通じて取得した900MHz帯を使用して導入する予定で、3GPPで定義されたLTE BandとしてはBand 8を導入する計画である。

なお、将来的にVibo TelecomとTaiwan Star Cellularは吸収合併方式により統合する予定で、子会社のVibo Telecomが存続会社、親会社のTaiwan Star Cellularが消滅会社となる。

ただ、ブランド名としてはVibo Telecomが展開してきたViboが消滅し、Taiwan Star Cellularに由来するTaiwan Starとして展開する方向で決まっている。

Taiwan Starとして移動体通信サービスを商用化する具体的な時期は決まっていないが、LTE方式の導入に伴いTaiwan Starとして展開を開始する見込み。

LTE方式を導入する期限がNCCによって設けられているため、それまでにLTE方式を導入およびTaiwan Starに変更する見通しで、Viboとして展開する期間は2014年中には終了すると思われる。

Vibo Telecom

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