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Mode1 RETRO II (MD-06P)の仕様を修正、B11は非対応に



P-UP Worldの子会社であるP-UPはスマートフォン「Mode1 RETRO II (MD-06P)」の仕様を修正した。

発表当初はLTE (FDD) B11にも対応すると記載していたが、仕様の修正に伴いB11を削除している。

そのため、正しくはB11には非対応となる。

P-UP Worldの公式ウェブサイトに掲載したプレスリリースは2023年10月22日から2023年10月23日までに修正しているが、Mode1 RETRO II (MD-06P)を取り扱う家電量販店などの販売事業者では修正前の情報を掲載している場合があることに留意しておきたい。

なお、P-UPは2023年10月10日にMode1 RETRO II (MD-06P)を発表しており、2023年10月20日に発売した。

Mode1 RETRO II (MD-06P)がB11に非対応であることは工事設計認証の情報から推測できた。

型式をMD-06Pとして相互承認(MRA)による工事設計認証を受けており、LTE用陸上移動局の証明規則第2条第11号の19に規定する特定無線設備では周波数にB11の1.5GHz帯が含まれていない。

B11の1.5GHz帯は日本で携帯電話向けに割当しているため、工事設計認証の対象となる周波数であるが、証明規則第2条第11号の19に規定する特定無線設備で周波数に含まれていないため、工事設計認証もしくは仕様の情報のいずれかに不備があることが考えられた。

仕様の修正に伴い仕様の情報の不備であることが確定した。

修正後の仕様ではLTE (FDD) B1/B3/B8/B19/ B20/B26/B28B, LTE (TDD) B41, W-CDMA I/VI/VIII, GSM 850/900/1800/1900を利用できることになる。

しかし、W-CDMA方式携帯無線通信用陸上移動局の証明規則第2条第11号の19に規定する特定無線設備およびW-CDMA(HSDPA)方式携帯無線通信用陸上移動局の証明規則第2条第11号の19に規定する特定無線設備を参照すると、800MHz帯は830~845MHzで工事設計認証を受けた。

仕様ではXIXには対応していないが、上りの周波数範囲はVIが830~840MHz、XIXが830~845MHzであるため、XIXの周波数範囲でも工事設計認証を受けたことが分かる。

工事設計認証が正しい場合はXIXにも対応することになる。

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