米DISHがオリジナル5GスマホCelero3 5GとCelero3 5G+を準備中、Tinnoが製造を担当

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米国(アメリカ)のDISH Network Corporationの完全子会社で同国のDISH Wirelessはスマートフォン「Celero3 5G」および「Celero3 5G+」を準備していることが分かった。

Celero3 5GおよびCelero3 5G+が複数の認証機関を通過したことで存在が判明している。

これまでに、Bluetooth SIGおよびWi-Fi Allianceの認証を取得したことを確認できる。

Bluetooth SIGの認証は2機種とも2023年10月9日付け、Wi-Fi Allianceの認証はCelero3 5Gが2023年10月26日付け、Celero3 5G+が2023年10月27日付けで通過した。

いずれも認証機関で公開した情報からOSにAndroidを採用したスマートフォンで、Bluetooth 5.1や無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz/6GHz)に対応することが分かっている。

中国のShenzhen Tinno Mobile Technology (深圳市天瓏移動技術)が認証の申請者として機能しているため、Shenzhen Tinno Mobile Technologyが製造を担当する。

Celero3 5GおよびCelero3 5G+は未発表のスマートフォンである。

製品名からDISH Wirelessが展開するオリジナルの第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンと考えられる。

DISH Wirelessは移動体通信事業者(MNO)としてDISH、仮想移動体通信事業者(MVNO)としてBoost Mobileの携帯通信サービスを展開しており、2機種ともDISHおよびBoost Mobileで販売すると思われる。

これまでは、DISH Wirelessが展開するオリジナルの5Gに対応したスマートフォンは香港特別行政区のWingtech Group (Hong Kong) (聞泰集団(香港))が製造を担当していた。

Celero3 5GおよびCelero3 5G+からはShenzhen Tinno Mobile Technologyに変更することになった。