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パラオのPMCIがPalau Mobileとして商用化、人口2万人未満のパラオで3社目のMNOに



パラオのPalau Mobile Communications Incorporated (PMCI)は移動体通信事業者(MNO)として携帯通信サービスを商用化した。

Palau Mobileとして商用で携帯通信サービスの提供を開始している。

料金プランはポストペイドプランおよびプリペイドプランを用意しており、いずれも音声通話、SMS、データ通信を利用できる。

Palau Mobile Communications Incorporatedはパラオのコロール州に本社が所在する会社で、略称はPMCIである。

周波数は850MHz帯、1.8GHz帯、2.1GHz帯の割当を受けている。

無線方式は第3世代移動通信システム(3G)のW-CDMA方式と第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を導入している。

携帯電話番号は830、831、832、833、834、835番号帯の7桁となる。

公衆陸上移動体通信番号(Public Land Mobile Network Number:PLMN番号)は552-99となっている。

なお、パラオの移動体通信事業者としては2006年第3四半期に新規参入して2014年7月に撤退したPalau Mobile CorporationもPalau Mobileとして携帯通信事業を展開していたが、Palau Mobile Communications IncorporatedとPalau Mobile Corporationは異なる法人である。

パラオでは2018年1月18日にPT Wavesとして携帯通信事業を行うPalau Communications & Electronics Companyが第2の移動体通信事業者として新規参入した。

Palau Communications & Electronics Companyの新規参入に伴い制定した規則に基づきパラオ政府は2017年12月から2年間は移動体通信事業者の新規参入を制限していたが、制限の期間が終了したため、Palau Mobile Communications Incorporatedの新規参入が実現することになった。

パラオの移動体通信事業者は長らく国営のPalau National Communications Corporation (パラオ国立通信公社:PNCC)の1社体制となっていたが、Palau Mobile Corporationの新規参入で初めて2社体制となった。

Palau Mobile Corporationの撤退後は再び1社体制となったが、Palau Communications & Electronics Companyの新規参入に伴い再び2社体制に戻った。

Palau Mobile Communications Incorporatedの新規参入に伴いパラオ史上初めて移動体通信事業者が3社体制に増加した。

パラオの人口は約18,000人と2万人にも満たないが、3社の移動体通信事業者が展開することになった。

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