UQコミュニケーションズ、滋賀県でn41の基地局を開設
- 2023年12月01日
- KDDI-総合
KDDIの連結子会社であるUQ Communicationsは滋賀県で第5世代移動通信システム(5G)の基地局を開設したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページで確認できる。
UQ Communicationsは2022年10月5日付けで総務省の近畿総合通信局管内を対象の区域とするBWA(NR化)の基地局の無線局免許を包括免許で取得した。
BWA(NR化)は広帯域移動無線アクセス(BWA)向け周波数の2.5GHz帯で導入する5Gの要求条件を満たすために規定された無線方式であるNR方式を意味する。
中心周波数は2610MHzで、帯域幅は30MHz幅の1搬送波で運用することができる。
NR BandはFR1のn41を採用している。
電波利用ホームページでは2023年11月下旬までに無線局免許状の備考欄に基地局の設置場所として滋賀県草津市、彦根市、犬上郡甲良町を追加した。
2023年11月30日時点の開設局数は草津市、彦根市、犬上郡甲良町でそれぞれ1局ずつとなっている。
そのため、UQ Communicationsは滋賀県でn41として運用する5Gの基地局を開設したことが分かる。
近畿総合通信局管内では最初に大阪府で5Gの基地局を開設しており、次に京都府および兵庫県でも開設したが、滋賀県でも開設したことになる。
滋賀県では最初に草津市および彦根市で開設しており、次に犬上郡甲良町で開設した模様である。
2023年11月から2024年1月までの期間にはCentral Japan Railway Company (東海旅客鉄道:JR東海)が運営する東海道新幹線の沿線を中心に5Gの基地局の開設を進める。
なお、近畿総合通信局は滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県を管轄する。
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