メキシコの通信会社iFoneがiPhoneを販売する3キャリアに賠償請求へ
- 2014年06月09日
- 海外携帯電話
メキシコの通信会社であるiFoneはAppleのスマートフォンiPhoneに関する商標権裁判で勝訴したことが分かった。
これまで、iFoneはiPhoneを取り扱うメキシコの移動体通信事業者3社に対して、iPhoneの名称は商標権を侵害しているとして、訴えを起こしていた。
メキシコ産業財産庁はiFoneの訴えを認める判決を下しており、これによってiFoneは移動体通信事業者3社に対して民事訴訟を起こして損害買収請求をすることが可能となる。
メキシコの法律ではiPhoneの名称を使用して販売した分の売り上げ40%以上の損害賠償請求が可能となっており、請求額は10億ドル以上に上るとも見られている。
民事訴訟でiFoneが勝訴した場合は、移動体通信事業者3社が賠償金を支払わなければならない。
訴えを起こされた移動体通信事業者はTelcel、Movistar、Iusacellの3社で、メキシコ産業財産庁に不服申し立てが可能である。
過去にはAppleがiFoneを訴えたことがあるが、Appleは敗訴している。
iFoneはメキシコでiPhoneが販売を開始する4年前にiFoneを商標登録していたという。
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