台湾大哥大、旧台湾之星の事業者名表示をTW Mobile(TS)や台湾大哥大TSに変更へ
- 2023年12月02日
- 海外携帯電話
台湾の移動体通信事業者(MNO)であるTaiwan Mobile (台湾大哥大)は台湾の移動体通信事業者として存在したTaiwan Star Telecom (台湾之星電信)から承継した携帯通信網の事業者名をTW Mobile(TS)もしくは台湾大哥大TSに変更することが分かった。
Taiwan MobileおよびTaiwan Star Telecomは2023年12月1日を効力発生日としてTaiwan Mobileを存続会社、Taiwan Star Telecomを消滅会社とする吸収合併を実行した。
そのため、2023年12月1日を効力発生日としてTaiwan MobileがTaiwan Star Telecomの権利義務の全部を承継している。
Taiwan MobileはTaiwan Star Telecomから承継した顧客に対して案内を掲載しており、2023年12月1日から3か月以内に携帯端末のディスプレイに表示される事業者名をT STARもしくは台湾之星からTW Mobile(TS)もしくは台湾大哥大TSに変更するという。
事業者名の表示を変更する時期にSMSを通じて案内するため、SMSを受信した場合は携帯端末を再起動するよう求めている。
携帯端末の仕様によっては事業者名の表示が変わらない場合もある。
TW Mobile(TS)および台湾大哥大TSのTSはT STARに由来する。
Taiwan Star TelecomはT STAR (台湾之星)として携帯通信事業を展開していたため、Taiwan Mobileが2023年11月30日以前から運用している携帯通信網と明確に区別する目的でTSを付加することになった。
Taiwan Mobileは2023年12月1日を効力発生日としてTaiwan Star Telecomが開設した基地局を含めた通信設備も承継しており、当面はTaiwan Star Telecomが開設した基地局も運用を継続するが、Taiwan Mobileと重複する場所では順次廃止するという。
Taiwan MobileとしてはTaiwan Star Telecomから承継した資産では通信設備より周波数を重要と認識している。
Taiwan Star Telecomから承継した周波数を活用して通信速度の高速化などを実現する計画である。
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