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マカオ特別行政区のCTM、5G向けに700MHz帯を取得



マカオ特別行政区の移動体通信事業者(MNO)であるCompanhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊:CTM)は第5世代移動通信システム(5G)向け周波数を新たに取得したことが分かった。

マカオ特別行政区では政府機関で電気通信分野などの規制を司る郵電局(Direccao dos Servicos Correios e Telecomunicacoes)が周波数の割当を行う。

Companhia de Telecomunicacoes de Macauは郵電局より5G向け周波数として新たに700MHz帯の割当を受けた。

対象の周波数範囲は723~743MHzおよび778~798MHzの20MHz幅*2である。

郵電局は導入できる無線方式を指定しており、700MHz帯では5Gの要求条件を満たすために規定された無線方式であるNR方式の導入を認めている。

NR BandはFR1のn28として運用することになる。

帯域幅が狭いことから高速通信は期待できないが、主に山間部や屋内などでカバレッジの確保のために活用する。

これまでに、Companhia de Telecomunicacoes de Macauは1GHz未満の低い周波数を第4世代移動通信システム(4G)の無線方式であるLTE方式の周波数として割当を受けているが、NR方式の周波数としての割当は初めてである。

段階的にNR方式のための周波数の割当を受けており、最初は2.1GHz帯および3.5GHz帯、次に3.5GHz帯の追加および4.7GHz帯の割当を受けた。

NR Bandは2.1GHz帯ではFR1のn1、3.5GHz帯ではFR1のn78、4.7GHz帯ではFR1のn79として運用することになる。

NR方式に準拠した5Gは2022年11月14日に商用化した。

マカオ特別行政区で最初に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。

基本的にはn78を中心として整備しており、一部の屋内ではn1も展開している。

基地局を構成する無線装置は中国のHuawei Technologies (華為技術)を採用する。

Huawei Technologiesと協力して5Gの整備を進める。

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