サムスン電子製Galaxy S24・Galaxy S24+・Galaxy S24 Ultraがタイの認証を通過
- 2023年12月19日
- Android関連
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「Galaxy S24」および「Galaxy S24+」が2023年11月30日、「Galaxy S24 Ultra」が2023年11月22日付けでタイの国家放送通信委員会(National Broadcasting and Telecommunications Commission:NBTC)の認証を通過した。
いずれも申請者はSamsung Electronicsのタイ法人であるThai Samsung Electronicsである。
携帯通信網はNR/LTE/W-CDMA/GSM方式で認証を受けている。
タイでは第5世代移動通信システム(5G)向けにサブ6GHz帯(Sub6)およびミリ波(mmWave)の周波数を割当したが、5GのNR方式はSub6の周波数に限り認証を受けているため、Sub6でNR方式を利用できることになる。
Bluetooth、無線LAN、NFC、GPSの周波数でも通過している。
無線LANの周波数は2.4HGz帯、5GHz帯、6GHz帯で認証を受けている。
Galaxy S24+およびGalaxy S24 Ultraは超広帯域無線(Ultra-wideband:UWB)の周波数でも通過しているため、超広帯域無線にも対応する。
Galaxy S24、Galaxy S24+、Galaxy S24 Ultraは未発表のスマートフォンである。
国家放送通信委員会の認証では製品名と型番を併記しており、Samsung ElectronicsはGalaxy S24、Galaxy S24+、Galaxy S24 Ultraを準備していることが分かる。
なお、国家放送通信委員会の認証を通過した型番はGalaxy S24がSM-S921B/DS、Galaxy S24+がSM-S926B/DS、Galaxy S24 UltraがSM-S928B/DSとなっている。
国家放送通信委員会はタイで電気通信分野などの規制を司る政府機関で、タイで携帯端末などを販売する場合は国家放送通信委員会の認証を取得する必要がある。
タイで販売するGalaxy S24、Galaxy S24+、Galaxy S24 Ultraの型番が確定したことになる。
型番にはDSを付しているため、デュアルSIMに対応している。
DSを除く型番の末尾がBの場合はROW版となる。
ROW版はRest Of Worldに由来しており、専用の型番を用意する特定の国や地域もしくは通信事業者を除いたその他の国や地域もしくは通信事業者で広範に販売するため、事実上の国際版に相当する。
タイでは事実上の国際版のGalaxy S24、Galaxy S24+、Galaxy S24 Ultraを販売することになる。
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