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ソマリアのSomtelが5Gを商用化、ソマリア初の5Gに



アラブ首長国連邦(UAE)のDahabshiil Group Holdingsの子会社でソマリアの移動体通信事業者(MNO)であるSomtel Internationalは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

2023年12月31日より5Gの提供を開始している。

まずはハルゲイサ市の一部が5Gのエリアとなる。

5Gの無線方式はNR方式を採用する。

サブ6GHz帯(Sub6)の周波数を中心として定義されたFR1のNR Bandを運用している。

通信環境が良好な場所では下りの通信速度が1Gbps以上に達するという。

なお、ソマリアは狭義のソマリア、プントランド、ソマリランドに分裂しており、それぞれが独立した状態にあるが、国際的には独立国として承認されておらず、国際電気通信連合(International Telecommunications Union:ITU)にはソマリアが加盟している。

Somtel Internationalの本社は事実上のソマリランドの首都として機能するハルゲイサ市に所在する。

5Gの商用化に関する発表会もハルゲイサ市に所在するダマル・ホテルで開催しており、ソマリランドの政府機関として活動する情報通信技術省(Ministry of Information and Communication Technology:MICT)の関係者も出席した。

最大の拠点はハルゲイサ市に所在するが、ソマリランドのほかに狭義のソマリアおよびプントランドでも携帯通信事業を行う。

GSM Association (GSMA)にはソマリアの移動体通信事業者として加盟している。

これまでに、ソマリアの移動体通信事業者は5Gを商用化していない。

そのため、ソマリアではSomtel Internationalが最初に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。

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