ザンビアのAirtel Networks Zambiaが5Gを商用化、ザンビアで2番目の5Gに
- 2024年02月12日
- 海外携帯電話
ザンビアの移動体通信事業者(MNO)であるAirtel Networks Zambiaは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
当初はザンビアの首都・ルサカ市の一部で5Gを利用できる。
携帯通信用途と固定通信用途で5Gを提供する。
5Gを利用する場合は5Gに対応した端末を用意する必要があるが、SIMカードの交換は不要である。
Airtel Networks Zambiaの販売店では固定通信用途の5Gに対応した端末として据置型無線LANルータの販売も行う。
5Gの無線方式はNR方式を採用している。
無線アクセスネットワーク(RAN)構成は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成となる。
サブ6GHz帯(Sub6)の周波数を利用することは確実である。
800MHz帯および2.6GHz帯の取得時に5Gの展開で活用する意向を表明していたため、800MHz帯と2.6GHz帯の一方もしくは両方を使用すると思われる。
Airtel Networks Zambiaはインドの移動体通信事業者であるBharti Airtelの子会社で、本社はルサカ市に所在する。
Bharti Airtelは同社の子会社でアフリカ事業を統括する英国(イギリス)のAirtel Africaを通じてAirtel Networks Zambiaを保有している。
Bharti AirtelのAirtel Africaに対する持分比率は56.01%で、Airtel AfricaのAirtel Networks Zambiaに対する持分比率は96.36%となっている。
これまでに、ザンビアの移動体通信事業者としてはMTN (Zambia)が5Gを商用化した。
そのため、Airtel Networks Zambiaはザンビアで2番目に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。
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