山口県の周防大島町がローカル5Gの無線局免許を取得
- 2024年01月17日
- Local 5G
周防大島町はローカル5Gの基地局の無線局免許を取得したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページで確認することができる。
周防大島町は2023年12月28日付けで1局の基地局の無線局免許を取得した。
無線局の目的は電気通信業務用である。
周波数は4800~4900MHzを使用する。
出力は最大1Wとなっている。
総務省がローカル5G向けに割当した周波数を使用するため、ローカル5Gの基地局の無線局免許であることが分かる。
送受信所は山口県大島郡周防大島町であるため、免許人自らの町域でローカル5Gの基地局を開設することになる。
周防大島町は屋代島の全域および屋代島周辺の島嶼を町域とする山口県の自治体である。
ローカル5Gなど高速通信を活用した周防大島町ワーケーションIsland構想の実現を掲げている。
そのため、周防大島町ワーケーションIsland構想の実現に向けてローカル5Gを整備すると思われる。
周防大島町は自治体であるため、自治体が免許人としてローカル5Gの基地局の無線局免許を取得したことになる。
自治体が免許人としてローカル5Gの基地局の無線局免許を取得した事例は東京都、徳島県、兵庫県、大分県玖珠郡の玖珠町、福岡県の田川市、鹿児島県の曽於市、長野県の長野市に次いで8番目の事例となった。
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