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モンテネグロの携帯電話事業者Crnogorski Telekomが3Gを終了



モンテネグロの移動体通信事業者(MNO)であるCrnogorski Telekomは第3世代移動通信システム(3G)を終了した。

2024年1月22日から3Gの運用を停止している。

そのため、2024年1月21日をもって3Gの提供を終了したことを意味する。

Crnogorski Telekomは3Gの終了に向けて段階的に3Gの停波を進めてきた。

2024年1月22日に3Gの停波を完了したという。

なお、3Gの無線方式はW-CDMA方式を採用していた。

3Gの終了に伴い周波数や経営資源は第4世代移動通信システム(4G)および第5世代移動通信システム(5G)の開発に完全に集中すると説明している。

より高速で優れた4Gおよび5Gの環境を構築するという。

Crnogorski TelekomはドイツのDeutsche Telekomの子会社でクロアチアの移動体通信事業者であるHrvatski Telekomの子会社である。

持分比率はDeutsche TelekomがHrvatski Telekomに対して51%、Hrvatski TelekomがCrnogorski Telekomに対して76.53%となっている。

モンテネグロでは最初に5Gを商用化した実績がある。

当初は2.1GHz帯で4GのLTE方式と動的に周波数を共有するダイナミックスペクトラムシェアリング(DSS)を実装して5GのNR方式を導入したが、新たに3.5GHz帯の利用も開始している。

当面はカバレッジの確保に有利な2.1GHz帯と高速通信の実現に有利な3.5GHz帯を組み合わせて5Gの整備を進める。

人口カバー率はは4Gが97%に達しており、5Gは80%以上を保証するという。

コアネットワークおよび無線アクセスネットワーク(RAN)の通信設備はスウェーデンのEricssonの関連会社でクロアチアのEricsson Nikola Teslaから調達している。

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