OPPOとOnePlusがドイツでスマホ販売可能に、ノキアと和解で
- 2024年01月25日
- Android関連
中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)および同社の関係会社で中国のOnePlus Technology (Shenzhen) (深圳市万普拉斯科技)はドイツでスマートフォンの販売が可能となった。
フィンランドのNokia Corporationがドイツのミュンヘン第一地方裁判所とマンハイム地方裁判所でGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsに対して提起した移動通信技術に係る標準必須特許を巡る訴訟の判決を受けて、Guangdong OPPO Mobile TelecommunicationsおよびOnePlus Technology (Shenzhen)は2022年8月からドイツでスマートフォンの販売の停止を余儀なくされた。
なお、ミュンヘン第一地方裁判所とマンハイム地方裁判所はNokia Corporationの主張を認め、Guangdong OPPO Mobile TelecommunicationsおよびOnePlus Technology (Shenzhen)に対してドイツでスマートフォンの販売を停止するよう命じていた。
Guangdong OPPO Mobile Telecommunicationsはドイツではサポートの部門を残してスマートフォンを含めた製品の販売を停止することになった。
OnePlus Technology (Shenzhen)はドイツでスマートフォンの販売を停止したが、アクセサリ類は販売を継続してきた。
Guangdong OPPO Mobile TelecommunicationsおよびOnePlus Technology (Shenzhen)はドイツでスマートフォンの販売を停止した状況が続いたが、Guangdong OPPO Mobile TelecommunicationsとNokia Corporationはグローバルを対象とする移動通信技術に係る標準必須特許のクロスライセンス契約を締結して和解に達した。
和解の一環でNokia Corporationがすべての管轄区域で提起したGuangdong OPPO Mobile Telecommunicationsに対する訴訟を取り下げる。
そのため、Guangdong OPPO Mobile TelecommunicationsおよびOnePlus Technology (Shenzhen)はドイツでスマートフォンの販売を再開できることになる。
Guangdong OPPO Mobile TelecommunicationsとNokia Corporationの和解を受けて、Guangdong OPPO Mobile TelecommunicationsおよびOnePlus Technology (Shenzhen)はドイツでスマートフォンの販売の再開に関して検討すると思われる。
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