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英領インド洋地域のSure (Diego Garcia)が2Gを終了、ディエゴガルシア島で整備



バーレーンの移動体通信事業者(MNO)でBatelcoとして携帯通信事業を行うBahrain Telecommunications Companyの完全子会社で英領インド洋地域の移動体通信事業者であるSure (Diego Garcia)は第2世代移動通信システム(2G)を終了したことが分かった。

Sure (Diego Garcia)は2024年1月2日に2Gの停波を完了しており、2Gの停波の完了をもって2Gの提供を終了した。

当初は2023年7月31日に2Gの停波を完了する計画で、2023年3月1日には2Gの新規加入を終了するとともに、既存の加入者には第4世代移動通信システム(4G)に移行するよう促進してきた。

しかし、計画通りに4Gに移行が進まず、2Gの停波を2023年12月31日に延期することになった。

通信手段の確保の観点から2Gを利用する少数の加入者が完全に4Gに移行するまで2Gを維持したため、最終的には2024年1月2日に2度の延期の末に2Gを停波した。

2Gの無線方式はGSM方式で、周波数は900MHz帯を使用していた。

2009年12月に2Gを商用化したため、約14年も2Gを運用したことになる。

2Gの終了に伴い4Gの提供を継続している。

なお、4Gの無線方式はLTE方式で、周波数は800MHz帯を使用しており、バンド番号はBand 20となる。

Sure (Diego Garcia)は英国(イギリス)の海外領土である英領インド洋地域で唯一の移動体通信事業者で、旧社名はCable & Wireless (Diego Garcia)である。

登記上の本店は英領バミューダの首都・ハミルトン市に所在する。

英領インド洋地域で唯一の有人島であるディエゴガルシア島に限定して携帯通信事業を行う。

当初は英国のCable & Wireless Communicationsが株式の全部を保有していたが、2013年4月3日付けでBahrain Telecommunications Companyに譲渡した。

Bahrain Telecommunications Companyによる連結子会社化に伴い2013年8月19日付けで社名をCable & Wireless (Diego Garcia)からSure (Diego Garcia)に変更している。

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