英Vodafone Group、Iliadのイタリア事業合併案を再却下
- 2024年02月01日
- 海外携帯電話
英国(イギリス)のVodafone GroupはフランスのIliadが提出したイタリアの携帯通信事業の合併に関する改定案を却下したことが分かった。
Iliadは同社が2023年12月18日付けでVodafone Groupにイタリアの携帯通信事業の合併に関する改定案を提出していたが、Vodafone Groupは改定案を受け入れないと回答したという。
Vodafone GroupはIliadが提出したイタリアの携帯通信事業の合併に関する改定案を却下したことになる。
イタリアではIliadは完全子会社でイタリアの移動体通信事業者(MNO)であるIliad Italiaを通じて、Vodafone Groupは完全子会社でイタリアの移動体通信事業者であるVodafone Italiaを通じて携帯通信事業を行う。
そのため、イタリアの携帯通信事業の合併はIliad ItaliaとVodafone Italiaの合併を意味する。
IliadがVodafone Groupに提出したイタリアの携帯通信事業の合併に関する改定案ではIliad ItaliaとVodafone Italiaの合併で誕生する新会社の株式の50%をIliad、残りの50%をVodafone Groupが保有することを定めていた。
新会社をIliadとVodafone Groupの折半出資合弁会社として共同経営する意向を示していた。
Iliadは過去にもVodafone Groupにイタリアの携帯通信事業の合併を提案して却下されていたため、2023年12月18日付けの提案は改定案となった。
最初の提案では合併後の新会社をIliadが単独で経営することを定めていたが、改定案では共同経営に見直した。
それでも、Vodafone Groupの同意を得られず、Vodafone Groupは再び却下することになった。
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