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米領サモアのAST Telecomが5Gを商用化、通信設備はエリクソン



米領サモア(アメリカンサモア)の移動体通信事業者(MNO)でBlueskyとして携帯通信事業を行うAST Telecomは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

AST Telecomは2024年2月13日より5Gを提供している。

5Gの無線方式はNR方式を採用する。

無線アクセスネットワーク(RAN)構成は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成である。

サブ6GHz帯(Sub6)の周波数を使用している。

5Gに対応した携帯端末として複数のスマートフォンを用意しており、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のSamsung Galaxy A14 5G、Samsung Galaxy A34 5G、Samsung Galaxy A54 5Gを取り扱う。

販売価格はSamsung Galaxy A14 5Gが219米ドル(約33,000円)、Samsung Galaxy A34 5Gが359米ドル(約54,000円)、Samsung Galaxy A54 5Gが399米ドル(約60,000円)に設定されている。

基地局を構成する無線装置はスウェーデンのEricssonから調達している。

米領サモアは地理的には大洋州(オセアニア)に位置するが、米国(アメリカ)の海外領土であるため、Ericssonは米国本土と同じく北米(北アメリカ)部門が米領サモアを管轄する。

AST TelecomはフィジーのAmalgamated Telecom Holdingsの子会社である。

Amalgamated Telecom Holdingsの株式は72.71%をフィジー国民年金基金(Fiji National Provident Fund:FNPF)、15.25%をフィジー政府が保有する。

これまでに、米領サモアの移動体通信事業者は5Gを導入しておらず、AST Telecomは米領サモアで最初に5Gを商用化した移動体通信事業者となった。

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