LTE対応スマートフォン出荷台数の成長率は京セラがダントツで首位、一方で富士通とBlackBerryはマイナス
- 2014年06月12日
- 海外携帯電話
調査会社であるCounterpoint Technology Market Researchが2014年第1四半期におけるLTE対応スマートフォンの出荷台数に関する調査結果の中で前年同期比の成長率も公開した。
成長率の順位は下記の通りになっている。
1位 KYOCERA 375%
2位 ZTE 225%
3位 Huawei Technologies 140%
4位 Sony Mobile Communications 117%
5位 LG Electronics 113%
6位 Samsung Electronics 112%
7位 Apple 83%
8位 HTC 73%
9位 Motorola Mobility 73%
10位 SHARP 67%
11位 Nokia (Microsoft) 64%
12位 Pantech 37%
13位 FUJITSU -50%
14位 BlackBerry -76%
トップはKYOCERAの375%で、2位のZTEの225%に大差をつけてダントツの首位となっている。
日本でもLTE対応スマートフォンを展開するが、米国で仮想移動体通信事業者なども含めてタフネスなLTE対応スマートフォンから格安のLTE対応スマートフォンまで幅広くラインナップを揃えたことが高い成長率に繋がったと考えられる。
ZTEやHuawei Technologiesは格安のLTE対応スマートフォンや、移動体通信事業者のブランドで展開するLTE対応スマートフォンを投入することで、出荷台数を増やして成長率を上げた模様である。
LTEサービスを提供する国や地域が100を超え、LTEサービスを提供する通信事業者が300を超え、LTE市場が急速に拡大している。
LTE市場の拡大に伴って大半のメーカーは出荷台数がプラスの成長を見せているが、FUJITSUは-50%、BlackBerryは-76%とマイナス成長となっている。
市場が拡大しているにも関わらず、マイナス成長を見せるということは、非常に厳しい状態にあると推測できる。
FUJITSUはLTE対応スマートフォンを日本市場のみに投入しており、そのうえ2014年夏モデルはKDDIとSoftBankグループが取り扱わずにNTT docomoのみ投入となったため、2014年第2四半期は更に出荷台数がマイナスとなる可能性もある。
Counterpoint Technology Market Research
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。