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2014年Q1のLTEスマートフォン販売シェアのトップ16が明らかに、市場別では中国市場が韓国市場を抜く



調査会社であるCounterpoint Technology Market Researchが2014年第1四半期におけるLTE対応スマートフォンの出荷台数に関する調査を発表した。

世界における2014年第1四半期のLTE対応スマートフォンの出荷台数は、前年同期比91%の増加を見せた。

LTE対応スマートフォンはスマートフォン全体の4分の1以上を占めており、LTE対応スマートフォンが増加していることが分かる。

2014年第1四半期にはLTEサービスを提供する国や地域が100を超え、LTEサービスを提供する市場の増加とともにLTE対応スマートフォンも増加している。

LTE対応スマートフォンの出荷台数で首位となったのは米国で、LTE対応スマートフォン全体の3分の1以上が米国となる。

中国では2014年第1四半期にChina Telecom(中国電信)とChina Unicom(中国聯通)がLTEサービスを開始し、2013年末に開始したChina Mobile(中国移動)を合わせてすべての移動体通信事業者がLTEサービスを提供している。

世界最大の市場とも言われる中国は早くもLTE対応スマートフォンの出荷台数で韓国を抜き、2014年末までには日本を抜いて2位になると見られる。

メーカー別の出荷台数では上位3メーカーのシェアが公開されており、首位のAppleが42%で前年同期の44%から僅かに減らしている。

2位のSamsung Electronicsは26%から29%、3位のLG Electronicsは6%から7%といずれも増加している。

トップ3のメーカーが強い状況であるが、中国の1000元スマートフォンが増加することが見込まれており、今後はシェアが減少すると見られる。

1000元スマートフォンは中国の3社が投入しているが、その中でも世界最大の移動体通信事業者でもあるChina Mobileが販売することで一気に台数が増加すると考えられる。

中国では既に1000元を切る格安のLTE対応スマートフォンも登場している。

資料として各メーカーのLTE対応スマートフォンのシェアの順位も公開されており、順位は下記の通りになっている。

1位 Apple
2位 Samsung Electronics
3位 LG Electronics
4位 Sony Mobile Communications
5位 Motorola Mobility
6位 Nokia (Microsoft)
7位 HTC
8位 ZTE
9位 Huawei Technologies
10位 SHARP
11位 KYOCERA
12位 Pantech
13位 Yulong Computer Telecommunication Scientific (Coolpad)
14位 FUJITSU
15位 BlackBerry
16位 Lenovo
その他

日本メーカーは4位のSony Mobile Communications、10位のSHARP、11位のKYOCERA、14位のFUJITSUが入っており、SHARPやFUJITSUは日本市場のみであるがトップ16入りを果たしている。

中国メーカーは8位のZTE、9位のHuawei Technologies、13位のYulong Computer Telecommunication Scientific、16位のLenovoが入っている。

中国のスマートフォン市場が本格的にLTEの時代に突入しており、今後は中国の格安LTE対応スマートフォンを投入するメーカーが一気に入ってくると思われる。

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Counterpoint Technology Market Research

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