KDDI、KaiOSに出資
- 2024年03月13日
- KDDI-総合
KDDIはシンガポールのKAI OS TECHNOLOGIESに出資したと発表した。
2024年3月11日付けで情報を開示しており、KDDIはGlobal Brain Corporationが運営するKDDI Open Innovation Fund 3号を通じてKAI OS TECHNOLOGIESに出資したと案内している。
なお、KDDI Open Innovation Fund 3号はスタートアップの成長を第一としてKDDIが保有する多様な資産や幅広い領域の事業連携を通じて新たな事業を共創するコーポレートベンチャーキャピタルである。
運用総額は200億円、運用期間は10年間の予定、投資対象は日本国内外のスタートアップとなっている。
KAI OS TECHNOLOGIESは携帯端末向けOSであるKaiOSを開発および提供する。
主にベーシックフォンやフィーチャーフォンで採用するOSとなる。
スマートフォンで利用できる一部のアプリケーションを利用できるため、KaiOSを搭載した携帯端末をスマートフィーチャーフォンと呼称することがある。
KDDIは同社の日本国内外の通信事業の知見と経験を生かしてKaiOSの国際展開を支援するという。
KaiOSを搭載した携帯端末は日本で発売の実績がないが、KaiOSを搭載した米国(アメリカ)のOrbic North America製のO4F231が工事設計認証を受けている。
そのため、日本でもKaiOSを搭載した携帯端末を発売する見込みである。
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