ベトナムの5G周波数が確定、ViettelとVNPTが5G整備
- 2024年03月20日
- 海外携帯電話
ベトナムで第5世代移動通信システム(5G)向け周波数が確定した。
ベトナムの政府機関で電気通信分野などの規制を司る情報通信省(Ministry of Information and Communications:MIC)の傘下機関である無線周波数管理局(Authority of Radio Frequency Management:ARFM)が3回に分けて5Gを導入できる周波数の割当を行った。
対象の周波数はB1、C2、C3で、周波数範囲はB1が2500~2600MHz、C2が3700~3800MHz、C3が3800~3900MHzである。
B1では第4世代移動通信システム(4G)以降、C2とC3では5G以降の無線方式の導入を認めているため、B1は事実上の4Gおよび5G向け周波数、C2とC3は事実上の5G向け周波数となる。
いずれも周波数オークションの方法で割当を行い、B1はベトナムのViettel Group (軍隊工業通信グループ)、C2はベトナムのVietnam Posts and Telecommunications Group (ベトナム郵政電気通信グループ:VNPT)が取得した。
C3は参加者が不在のため、割当していない。
Viettel Groupは5Gの展開でB1の周波数を使用する計画を明確化している。
支店でベトナムの移動体通信事業者(MNO)であるViettel Telecom Corporation – Branch of Viettel Groupを通じて携帯通信事業を展開しているため、Viettel Telecom Corporation – Branch of Viettel Groupの携帯通信事業でB1の周波数を使用することになる。
Vietnam Posts and Telecommunications Groupは完全子会社でベトナムの移動体通信事業者であるVNPT VinaPhone Corporationを通じて携帯通信事業を展開しており、VNPT VinaPhone Corporationの携帯通信事業でC2の周波数を使用する計画である。
5Gの無線方式はNR方式を導入する。
NR BandはViettel Telecom Corporation – Branch of Viettel GroupがFR1のn41、VNPT VinaPhone CorporationがFR1のn78となる。
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