NTTドコモ、7月以降に5Gの通信速度を下り最大6.6Gbpsに高速化

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NTT DOCOMOは第5世代移動通信システム(5G)の通信速度を2024年夏以降に高速化することが分かった。

NTT DOCOMOの5Gは下りの通信速度が最大4.9Gbpsであるが、2024年夏以降に最大6.6Gbpsまで高速化する計画である。

2024年夏以降には約34.7%の高速化を実現することになる。

韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のGalaxy S24 Ultra SC-52Eが最大6.6Gbpsに対応する。

Galaxy S24 Ultra SC-52EはNTT DOCOMOが2024年4月11日に販売を開始するが、発売時点では最大4.9Gbpsで、発売後にソフトウェアのアップデートを通じて最大6.6Gbpsに対応する予定と案内している。

ソフトウェアのアップデートは2024年夏以降、より詳細には2024年7月から2024年9月頃を想定しているが、開発状況によって遅延する場合があるという。

最大6.6Gbpsは5Gの無線方式であるNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成のOption 2でNRデュアルコネクティビティ(NR-DC)を適用して実現する見込みで、NR-DCの組み合わせはDC_n78A-n79A-n257Iと思われる。

上りのNR-DCの組み合わせはDC_n78A-n257IもしくはDC_n79A-n257Iで変わりない。

なお、表記の通信速度は技術上の最大値である。

実際の通信速度は通信環境などで変動することに留意しておきたい。