VVDN Technologiesの5G NR無線装置、欧州で初めてO-RAN仕様準拠の認証取得

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インドのVVDN Technologiesは同社が開発したVVDN LPRUシリーズの無線装置がO-RAN仕様準拠の認証を取得したと公表した。

VVDN LPRUシリーズの無線装置は低出力で屋内向けの無線装置である。

無線方式は第5世代移動通信システム(5G)の要求条件を満たすために規定されたNR方式で、NR BandはFR1のn77、n78、n79に対応できる。

European OTIC in BerlinからO-RAN仕様準拠の認証を取得しており、欧州(ヨーロッパ)のOTICでは初めてO-RAN仕様準拠の認証を発行した事例となった。

ドイツのRohde & Schwarz OsterreichがEuropean OTIC in Berlinに協力したことを公表しており、Rohde & Schwarz Osterreichおよび米国(アメリカ)のVIAVI SolutionsがO-RAN仕様準拠の認証を発行する試験の過程でEuropean OTIC in Berlinに協力したという。

Rohde & Schwarz OsterreichはO-RAN ALLIANCEで定義された手順に従いO-RANフロントホールインタフェース仕様に適合することの試験を実施したと説明している。

なお、European OTIC in Berlinは欧州のOTICのひとつで、ドイツの首都・ベルリン市に所在する。

OTICはOpen RANの標準仕様を策定する標準化団体であるO-RAN ALLIANCEで策定したO-RAN仕様に基づく無線装置など基地局を構成する通信設備の試験や認証の拠点である。