ブルネイ・ダルサラーム、単一卸売網の導入で旧DSTのエリクソン製RANは撤去
- 2024年06月16日
- 海外携帯電話
ブルネイ・ダルサラームで単一卸売網の導入に伴いブルネイ・ダルサラームの移動体通信事業者(MNO)として存在したDST Communicationsが展開した無線アクセスネットワーク(RAN)を廃止したことが分かった。
ブルネイ・ダルサラームでは2019年9月1日に通信分野の再編の一環で単一卸売網を導入しており、2019年8月31日までは移動体通信事業者としてDST CommunicationsおよびProgresif Cellular、固定通信事業者(FNO)としてTelekom Bruneiが存在したが、2019年9月1日付けでDST Communications、Progresif Cellular、Telekom Bruneiの通信設備を新設した卸売専業のUnified National Networksが承継した。
Unified National NetworksがDST CommunicationsおよびProgresif Cellularから承継した通信設備には両社がブルネイ・ダルサラーム全土で開設した基地局も含まれ、Unified National Networksがブルネイ・ダルサラームで唯一の移動体通信事業者として携帯通信網を運用する。
しかし、DST CommunicationsおよびProgresif Cellularが開設した基地局は重複するため、DST Communicationsが開設した基地局を廃止することになった。
DST Communicationsから承継した基地局の構成物でも鉄塔などのパッシブな部分は維持しているが、アクティブな部分であるRANは廃止および撤去を完了した。
RANのベンダはDST CommunicationsがスウェーデンのEricssonで、Progresif Cellularが中国のHuawei Technologies (華為技術)を採用していた。
Unified National Networksとして新規に導入した第5世代移動通信システム(5G)のNR方式ではHuawei Technologiesを採用したため、ブルネイ・ダルサラームではRANのベンダは完全にHuawei Technologiesとなった。
なお、Huawei Technologiesはブルネイ・ダルサラーム法人としてHuawei Technologies (B)を設立しているが、Ericssonはブルネイ・ダルサラーム法人を設立しておらず、シンガポール法人のEricsson Telecommunicationsのブルネイ支店がブルネイ・ダルサラームを管轄する。
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